犬を飼うならどこがオススメ?私たちがブリーダーを選択した理由
こんにちは、ワンコ大好きミオミルです。
今回は前回に引き続き「犬を飼うならどこがオススメ?私たちがブリーダーを選択した理由」の後編としてお伝えしていこうと思います。
前回までは
こいった内容でお話しさせていただきました。
前回の記事読んでないよという方はこちらを先にチェックしてみてください。
こちらを読んでいただくと私たちが犬の購入を決めるまでの経緯と
なぜブリーダーさんを選んだのかがわかります。
あくまで個人的な見解ですのでご了承ください。
ブリーダーさんの所に会いに行くまで
みんなのブリーダーの問い合わせフォームからメールをした内容は
初めまして。こちらの子犬の見学をさせていただきたいのですが可能でしょうか?
変に構えられないようにこれくらいの短文で送りました。
問い合わせたのが夜だったので返信があったのは次の日の午後でした。
いつでも大丈夫でしょうか?
明日と○日と○日も空いてます。
え?明日!?と思いましたが思い立ったタイミングが大事。
その間に他の人が見にいって決まっちゃうかも・・という焦りも。
そこで夫が事後との休みをずらせたこと、近くのカーシェアリングの予約が取れたことで
翌日訪問することが決まったのです。
この日は子犬に会えるドキドキとブリーダーさんに会うのは初めてだったこともあり、緊張とでちゃんと眠れませんでした。
子犬が私たちのことを嫌がったらどうしよう・・ブリーダーさんのところまでわざわざ見に行くんだからもし違うなと思っても断れないのかな・・むしろブリーダーさんから私たちは認めてもらえるのかな?など色々不安でした。
夫からは
誠意を見せるならメモを持って行っていた方がいいね。
と言われたのでメモをしっかり忘れないように持って、車で1時間ほどの距離だったのですが2時間前には出発してブリーダーさんの家の近くのコメダ珈琲で待機。
(初めてコメダのモーニングを経験できました。)
そんな感じで構えていましたがとうとうその時が来ました。
駐車場から家に歩いて近づいていくにつれ犬の鳴き声が聞こえました。
ふと見上げると二階の窓から一匹のビションフリーゼが私たちに向かって興奮した様子で吠えていました。なんでこの子がこんなにも私たちに吠えていたのか、そのあと知ることになります。
扉を開けるとそこはモフモフランドでした
いざ玄関を開けるとモフモフのビションフリーゼ三匹が私たちに飛び込んできました。
え〜〜いきなり可愛くて気絶しそうなんですけど。
ブリーダーさんもとても気さくな方でワンコたちと暖かく出迎えてくださいました。
こちらのブリーダーさんのお宅は一階がトリミングサロンになっています。
そこに成犬のビションフリーゼが三匹もいてみんなとっても愛想がいい。
私たちのことを大歓迎してくれ私も触って触ってと他の子を押しのけてしっぽ振って飛び込んできてくれるのと、みんな本当にいい笑顔で嬉しそうにしてくれました。
緊張して心配する必要はなかったみたいです。
そしてそこにいたうちの一匹は今回出産した母親のお母さん(子犬からしたらおばあちゃん)ということも教えてもらい、おばあちゃんにまで会えるなんて感激しでした。
そしてブリーダーさんがトリマーさんもされているのでみんなとってもお手入れされていました。
一番上は14歳の子だったんですが老犬とは思えない活発さと毛並み、いつまでも大切にされているのがよくわかりました。
何よりワンコたちがとても笑顔で人間好きということで愛情たっぷり育てられたのがわかります。
子犬とお母さんワンコは二階にいるとのことで案内していただきました。
元気な赤ちゃんたちとお母さんにご対面
ドキドキしながら階段を登っていくと最初に会えたのはお母さん犬でした。
あっ、さっき二階から吠えてた子だね。
ごめんなさい、出産後で気が立ってて・・
と言ってお母さん犬をなだめてくれていましたが吠え続けます。
私たちはお母さん犬に「始めまして〜」と挨拶して撫でようとしましたが嫌がられます。ブリーダーさんは暴れるお母さん犬を抱っこしながら私たちにお母さん犬の経歴やビションフリーゼの特徴など教えてくださいました。
その後、飛び出してこないようにフェンスの向こうにお母さん犬を置いて赤ちゃんワンコを見せてもらいました。お母さん犬は相変わらず吠え続けます。
そりゃそうですよね。自分の子を見ず知らずの人に触らせるのなんて嫌ですよね。
きっと私たちが家に近づいていた時点で「私の子がさらわれる」と感づいていたのでしょう。
そんな中よちよちコロコロした赤ちゃんワンコ五匹とご対面。
私たちが見に行ったのは生後30日の時だったのでまだまだ小さくて壊れそうなくらいでした。
みんな固まってて可愛い。
みんなのブリーダーに掲載されていたのは二匹でしたよねと聞くと他の三匹はもともとブリーダーさんのお客さんに譲る約束をしていたそうです。
○○ちゃんの(お母さん犬の名前)赤ちゃんならぜひ欲しい、という方が多かったそう。
そしてもともとブリーダーさんから譲り受けた先住犬がいて、二匹目も同じブリーダーさんからがいいというケースもありました。
ブリーダーさんもお母さん犬もとても信頼されてるんですね。
そして私たちが見学をお願いしていた子を抱きかかえて
この子ですよ〜
と見せてくれました。兄弟に比べると少しだけ大きめでおとなしい子でした。
ブリーダーさんはこの子は一段と顔が可愛くてと言ってくれましたが私たちはこんなに小さい赤ちゃんに慣れていないせいか、どの子も可愛い、もしこの中から選べるとしても選べないなと思いました。
ただもうブリーダーさんの溺愛っぷりが伝わってきて私たちの気持ちはほぼ固まっていました。
しかし私たちには引っ越しをしないと迎え入れられないという難点がありました。説明の中でブリーダーさんは引き渡しは生後60日後を考えているとのことだったので、ちょうど60日だと私たちの引っ越しが終わっているか微妙なところでした。
70日だと確実に引っ越していると思ったので引き取りがそれくらいでも問題ないか聞いてみました。
すると
それは全然問題ないですよ〜うちの子のようなものなので。
しかも無償でそれまで預かっていてくれるとのこと。
むしろブリーダーさんは『預かる』という感覚ではないんでしょうね。本当に自分の家の子という感覚なんだと思います。他のブリーダーさんの情報やペットショップで聞いたときは引き渡し予定日から引き取るのが遅くなる場合、1日何円かかります。というのが一般的です。
そりゃそうですよね、命を預かってお世話をしてくれるのですから。
それを考えるとこちらのブリーダーさんはビジネスだけじゃなく本当に子犬たちに幸せになってもらいたいという気持ちが強いことが伝わってきました。
そして引き渡した後も時々お母さんに会わせにきてもいいですか?遠方なので毎回とまではいきませんが半年に一回ほどトリミングをこちらでお願いできたならと。
※ビションフリーゼは3週間〜1ヶ月に1回トリミングが必要な犬種です。
そんな私たちの要望を伝えるとむしろ時々会わせてくださいねと言ってくださいました。
引き渡し後もブリーダーさんに質問や相談のラインを毎日送ってくる方も多いそうで、犬も人間もまとめて『縁』を大事にされる方なんだなとジーンときちゃいました。
それから
よかったら商談中にもできるんでゆっくり考えてください。
なんて親切。ペットショップだと「次きたらいないでしょうね〜」とか当たり前なんですが決定を急かされることが多かったです。
なのでブリーダーさんはこちら側の気持ちにも寄り添ってくれたことに感謝の思いでした。
それからお母さん犬や他の子達にも挨拶をしてブリーダーさん宅を後にしたのですが・・
1時間半も時間が経っていてびっくり!たっぷり時間を取っていただけたのもありがたかったです。
ここまでお話しすれば私たちがブリーダーさんから譲ってもらうことを選択した理由は十分お分りいただけたかなと思います。
ただ夫の方は1つだけ複雑な思いがあったそうです。
それはお母さん犬が私たちが滞在している間ずっと吠え続けていたことでした。
お母さん犬のことを思うと複雑だよ。ずっと吠えてたでしょ。そりゃ母親ならいやだよね、知らない人から自分の子供連れて行かれるんだよ。長時間吠え続けて絶対喉も痛かったはず・・だから譲り受けた時は責任持って幸せにしないと。
帰りの車でずっと黙っていると思ったらそういうことを考えていたらしいです。
そうだよね。ただ私たちはまた親子で会わせてあげることができるじゃない?そのためにブリーダーさんがいいねって話をしてたんだからさ。
そして帰宅してか「ぜひ譲っていただきたい」とメールをしたのです。
まとめ
ここまであくまで私たちの状況や心境を交えながらお話しさせていただいただきました。
まとめると私たちがブリーダーさんから犬を譲り受けるのを決めた理由は
- 子犬や母犬が育った環境がわかること
- 譲り受けた後も母犬に会えること
- 兄弟で社会期(生後1ヶ月〜3ヶ月)を過ごせること
- 何かあったらブリーダーさんに相談ができること
- 迎え入れるタイミングでシャンプーの講座が受けられること
- ビションフリーゼ専門だったのでより知識が深い方だったこと
- 犬に対する愛情をとても感じたこと
- 私たちの条件も快く受け入れてくださったこと
もちろん全てのブリーダーさんが同じ条件には当てはまりません。
犬も1つの命、犬としての一生、そんなことを考える方にはブリーダーさんから譲り受けるという選択肢も入れてみることをオススメします。
実際のお迎えまでまだ1ヶ月ほどありますが、すでにブリーダーさんから子犬の日々の動画や写真、迎え入れの準備のアドバイスなど、頻繁に連絡が取れる環境で繋がることができていて安心できています。
ただ忘れてはいけないのはどんなにいいブリーダーさんから譲り受けたとしても、これから一生育てるのは自分たちです。
犬と人間がお互いに幸せな時間が増えるような共存方法を、楽しみながら考えていきたいと思います。
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